当事務所の取組み
平素より弁護士法人長瀬総合法律事務所をご愛顧いただきありがとうございます。
当事務所では,様々なご相談に幅広く対応していますが,特に交通事故は多数ご相談いただいております。
また事務所内外で継続的に研修を行っており,ご依頼者の方に最適なリーガルサービスをご提供できるよう、日々取り組んでおります。
交通事故の代償
交通事故は,誰にでも起こりうるものです。
そして,それまでの平穏な日常をあっという間に奪っていきます。
交通事故の結果,重大な後遺障害を負ってしまうことも少なくありません。交通事故による後遺障害の中でも,特に問題となるものの1つに,「高次脳機能障害」が挙げられます。
高次脳機能障害とは?
脳外傷による「高次脳機能障害」とは,事故により脳外傷(脳損傷)が発生した被害者について,その回復過程において生じる認知障害や人格変性等の症状が,外傷の治療後も残存し,就労や生活が制限され,時には社会復帰が困難となる障害を総称するものです。
「高次脳機能障害」の結果,「失行」,「失認」,「失語」等の症状が見られるほか,人格変化も生じることがあります。
具体的には,以下のような症状が見られます。
① 知的障害(認知障害)
【具体例】
・ 物忘れ,今見聞きしたことを記憶できない(記憶・記銘力障害)
・ 注意・集中ができない(注意集中障害)
・ 判断力の低下,計画的な行動や複数の行動ができない(遂行機能障害)
・ 自分の障害の程度を過小評価する(病識欠落・自己洞察力の低下)
・ 性格・人格変化(情動障害)
② 性格・人格変化(情動障害)
【具体例】
・ 過食・過剰な動作・大声を出す等,自己抑制がきかなくなる(脱抑制)
・ ちょっとしたことで感情が変わる(感情易変)
・ 不機嫌・攻撃的な言動態度が増え,暴言・暴力をふるう(攻撃性)
・ 自発性の低下,幼稚,差恥心の低下
・ 病的な嫉妬
・ 被害妄想
・ 人付き合いが悪くなる
・ わがままになる
・ 反社会的な行動をする
このように,「高次脳機能障害」は,被害者ご本人に対し,肉体的な傷害だけではなく,人格変化まで与えてしまうことに大きな特徴があります。
当事務所の体制
私たちは,「高次脳機能障害」に罹患した方を含め,一人でも多くの交通事故被害者の方を救済できるよう,交通事故直後から対応する「トータルサポート」を実施しております。
“当事務所は,取手市にお住まいの皆様が法律相談,法律事務所をご利用しやすいよう,「牛久事務所」と「日立支所」を開設しております。
取手市にお住まいの方で,「高次脳機能障害」にお悩みの方は,是非一度お気軽に当事務所にご連絡ください。