当事務所の取り組み
当事務所では交通事故において、年間100件以上の案件を担当している他、ご依頼者の方に適切なリーガルサービスをご提供できるよう、積極的に内外で研修を行なっております。
公共機関含め、車を使用することは、日常生活を過ごす上で欠かせないツールであると言えます。
しかしその分、交通事故の加害者、あるいは被害者になる可能性が誰にでもあります。
高次脳機能障害とは
交通事故被害に遭った場合,深刻な後遺障害を負ってしまうことも少なくありません。
交通事故による後遺障害の中で,特に問題となるものの1つに,「高次脳機能障害」が挙げられます。
交通事故被害の結果,以下のような診断を受けた場合,いわゆる「高次脳機能障害」が問題となることがあります。
① 遷延性意識障害
② 脊髄損傷
③ 脳挫傷
④ 急性硬膜下血腫
⑤ 外傷性くも膜下出血
⑥ びまん性軸索損傷
⑦ 高次脳機能障害
「高次脳機能障害」の結果,「失行」,「失認」,「失語」等の症状が見られるほか,人格変化も生じることがあります。
具体的には,以下のような症状が見られます。
① 知的障害(認知障害)
全般的な認知機能の障害
② 性格・人格変化(情動障害)
事故前の被害者を知る家族や友人など周囲の人が,「事故前と比べて人が変わった」等と感じるような,人格あるいは性格の変化が発生するため,人間関係を維持したり社会に参加したりすることができず,他者とのコミュニケーションが困難となる障害
理解されづらい症状
「高次脳機能障害」は,医学的にも見落とされやすい後遺障害であり,医師により障害の残存を指摘されず,また被害者ご本人が後遺障害であることを意識しないままとなっていることも少なくありません。
被害者ご本人は,事故自体による精神的・肉体的苦痛だけでなく,周囲から理解を得ることができないということでさらに苦しみを受けることになります。
そして被害者ご本人のみならず,被害者を支えるご家族にも肉体的・精神的・経済的に多大な負担が生じることになります。
当事務所の姿勢
私たちは,「高次脳機能障害」に罹患した方はもちろん,一人でも多くの交通事故被害者の方を救済できるよう,交通事故直後から全力でお手伝いをさせていただきます。
私たち長瀬総合法律事務所では、河内町にお住まいの皆様が法律相談,法律事務所をご利用しやすいよう,「牛久事務所」と「日立支所」を各々開設しております。河内町にお住まいの方で,「高次脳機能障害」にお悩みの方は,是非一度お気軽に弊所までご連絡ください。