利根町の事故発生状況
平成28年の交通事故において、利根町では平成28年6月末日現在、交通事故発生件数10件、負傷者数13名が発表されています。
(市町村別交通事故発生状況(平成28年6月末) : 茨城県警察本部HP 交通総務課より)
このように,交通事故は身近な日々の中で発生しており、しかし私たちの人生に多大な影響をもたらします。
公共機関含め、車を使用することは、日常生活を過ごす上で欠かせないツールであると言えます。しかしその分、交通事故の加害者、あるいは被害者になる可能性が誰にでもあります。
交通事故被害に遭った場合,深刻な後遺障害を負ってしまうことも少なくありません。
「高次脳機能障害」とは
交通事故による後遺障害の中で,特に問題となるものの1つに,「高次脳機能障害」が挙げられます。
脳外傷による「高次脳機能障害」とは,事故により脳外傷(脳損傷)が発生した被害者について,その回復過程において生じる認知障害や人格変性等の症状が,外傷の治療後も残存し,就労や生活が制限され,時には社会復帰が困難となる障害を総称するものです。
以下のような診断を受けた場合,いわゆる「高次脳機能障害」が問題となることがあります。
① 遷延性意識障害
② 脊髄損傷
③ 脳挫傷
④ 急性硬膜下血腫
⑤ 外傷性くも膜下出血
⑥ びまん性軸索損傷
⑦ 高次脳機能障害
「高次脳機能障害」は,医学的にも見落とされやすい後遺障害であり,医師により障害の残存を指摘されず,また被害者ご本人が後遺障害であることを意識しないままとなっていることも少なくありません。
大きな負担となる症状
被害者ご本人は,事故自体による精神的・肉体的苦痛だけでなく,周囲から理解を得ることができないということでさらに苦しみを受けることになります。
そして被害者ご本人のみならず,被害者を支えるご家族にも肉体的・精神的・経済的に多大な負担が生じることになります。
当事務所の姿勢
私たちは,「高次脳機能障害」に罹患した方はもちろん,一人でも多くの交通事故被害者の方を救済できるよう,交通事故直後から全力でお手伝いをさせていただきます。
利根町にお住まいの皆様が法律相談,法律事務所をご利用しやすいよう,「弁護士法人長瀬総合法律事務所 日立支所」を開設しております。
「高次脳機能障害」にお悩みの方は,是非一度お気軽に当事務所にご連絡ください。