症状
耳から分泌物が流れ出る(耳漏)
原因・説明
交通事故の受傷によって、鼓膜に穴が開き、外耳道から分泌物が流れ出て、30dB以上の難聴も伴う場合は、後遺障害等級が認定されます。
目安ですが、30dBはささやき声や洋服を着るくらいの音です。
なお、耳鳴りのない難聴のみの後遺障害では、40dB以上でなければ聴こえない程度でなければ、後遺障害等級は認定されません(40dBは図書館の音程度が目安です)。
想定される後遺障害等級
耳漏については、その程度に応じて以下の後遺障害等級が認められます。
等級 | 後遺障害 | |
---|---|---|
❶ | 12級相当 | 常時耳漏があるもの |
❷ | 14級相当 | ・その他のもの ・外傷による高度の外耳道狭窄で耳漏を伴わないもの |