高次脳機能障害と診断されたケースで,後遺障害診断書の作成を医師に依頼した事例

被害者様は,交通事故による受傷後,記憶障害や認知能力の低下などが目立つようになり,入通院先の病院では高次脳機能障害と診断されていました。

被害者様のご家族は,交通事故による賠償交渉を適切に行うことができるかどうか心配になり,当事務所にご相談にお越しになりました。

当事務所でご相談を伺い,これまでの入通院に関するカルテを取り寄せて確認した上,被害者様やご家族とも面談させていただき,病状を検討したところ,被害者様の正確な病状が十分に担当医に伝わっていない可能性があることを懸念しました。

そこで,当事務所は,被害者様の担当医のもとに,被害者様やご家族様とともに同行してお伺いし,被害者様の病状をお伝えするとともに,後遺障害診断書の作成を依頼しました。

後遺障害診断書の作成にあたっては,被害者様の病状が正確に反映されるよう依頼した結果,被害者様の検査結果や病状について詳細に記載していただくことができました。

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