はじめに
Q1:交通事故に遭った場合、弁護士に相談するべきですか?
A1:はい、交通事故に遭った場合、弁護士に相談することを強くお勧めします。特に、損害賠償額の算定や示談交渉で不利な条件を受け入れないためにも、法的なサポートが重要です。
Q2:弁護士に依頼するメリットは何ですか?
A2:弁護士に依頼する最大のメリットは、公平かつ正当な損害賠償を受ける可能性が高まることです。保険会社の基準よりも有利な「裁判所基準」に基づいて損害賠償を交渉することができます。
Q3:弁護士費用が心配です。依頼する価値はありますか?
A3:弁護士費用は依頼者にとって心配な要素かもしれませんが、多くの場合、弁護士が介入することで得られる賠償額の増加が、費用を上回ることが期待されます。また、初回相談は無料の法律事務所も多いので、まずは相談してみる価値があります。
弁護士に依頼するメリット
1.保険会社と裁判所の基準の違い
交通事故の被害者に対して、相手方保険会社は、独自の基準で損害賠償額を算定することが一般的です。これにより、被害者は提示された賠償額に納得せざるを得ない状況に陥りがちです。しかし、この「保険会社基準」は、被害者にとって必ずしも満足のいくものではありません。保険会社が提示する金額は、一般的に裁判所基準よりも低額になるケースが多いためです。
弁護士に依頼することで、過去の裁判例を参考にした「裁判所基準」に基づく交渉が可能になります。これにより、被害者はより多くの、そして正当な損害賠償を受け取ることが期待できます。
2.適正な賠償のための細部への配慮
損害賠償には、治療費や休業損害、後遺障害による逸失利益など、多岐にわたる要素があります。保険会社が通院の中止や治療費の支給打ち切りを求めることがありますが、これは被害者にとって不利な判断を強いるものです。弁護士は、これらの点が正当に評価されるよう、交渉の場でしっかりとサポートします。
また、逸失利益の算定では、被害者の収入や労働能力の喪失率が重要なポイントになりますが、これが不当に低く見積もられた場合、適正な賠償を得ることが難しくなります。弁護士は、こうした要素を見逃さず、被害者の実情に即した賠償額を主張します。
3.訴訟という選択肢の確保
示談交渉が決裂した場合、訴訟という手段が残されています。しかし、一般の方が自分で訴訟を起こし、裁判所で主張を通すのは非常に難しいものです。こうした場合に、法的手続きを行う弁護士に依頼することで、裁判所での主張がしっかりと通るようになります。
4.弁護士に依頼することで得られる安心感
弁護士に依頼することで、被害者は法的手続きの煩雑さから解放され、安心して治療に専念できます。示談交渉や訴訟に伴うストレスやプレッシャーを軽減し、弁護士が被害者の代理として交渉を進めるため、安心感が得られます。
5.弁護士に依頼することで、交渉力が強化される
保険会社との示談交渉において、弁護士が代理人として交渉に参加することで、交渉力が格段に強化されます。保険会社も弁護士が介入することで、より真剣に対応することが求められるため、被害者にとって有利な条件での示談が成立しやすくなります。
まとめ
交通事故被害に遭った場合、弁護士に相談することで、被害者は正当な損害賠償を受けることができる可能性が高まります。弁護士のサポートにより、保険会社との不利な交渉を回避し、法的手続きの煩雑さから解放されるため、安心して治療に専念できます。弁護士の介入により、示談交渉や訴訟の場で被害者の権利が最大限に守られるよう全力を尽くします。
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