【境町】頚椎捻挫に関する法律相談

堺町の交通事故発生状況

平成26年における境町の交通事故発生状況は、事故発生件数106件、死者数1名、負傷者数128名と発表されております(茨城県警察本部交通部交通企画課 市町村別基礎資料 平成26年中より)。

こちらの統計データから、交通事故がより身近であり、いつ誰でも起こりうるものであることが、お分かりいただけると思います。

交通事故被害では、深刻な後遺障害が問題となることがあります。

今回は「頸椎捻挫」についてお話いたします。

「頸椎捻挫」は、むち打ち損傷とも言われ、大きく以下の5つに分類されます(土屋弘吉、1968)。

むちうち損傷の分類

① 頚椎捻挫型

頸部,項部筋線維の過度の伸長ないし部分的断裂から,前後縦靭帯,椎間関節包,椎弓間靭帯,棘間靭帯などの過度の伸長,断裂などまでを含む段階です。

② 根症状型

頚神経の神経根症状が明らかなものです。

捻挫型の症状に加え,末梢神経分布に一致した知覚障害及び放散痛,反射異常,筋力低下,神経根症状誘発テストの陽性を示します。

③ バレー・リュー症状型

頭痛,めまい,耳鳴,吐き気,視力低下,聴力低下などの不定症状を呈するものです。

④ 根症状,バレー・リュー症状混合型

根症状型の症状に加えて,バレー・リュー症状を呈するものです。

⑤ 脊髄症状型

深部腱反射の亢進,病的反射の出現などの脊髄症状を呈するものです。

 後遺障害等級の申請

こういった症状があり治療が長期化した場合,後遺障害等級認定申請をするかどうかが問題となります。

頸椎捻挫の場合は,神経症状による後遺障害該当性が考えられます。 

後遺障害等級は1級から14級まで幅がありますが,神経症状のケースでは,後遺障害14級9号又は12級13号の該当性が問題となります。

 当事務所の取組

特に,適切な後遺障害等級の認定を目指す場合には,正確な症状の記録化を実現する必要があります。

私たちは,被害者の方やそのご家族の方が適切な賠償額を取得し,せめて金銭面でのご負担やご不安をすこしでも取り除くことができるよう,交通事故直後から対応する「トータルサポート」を実施しております。

私たち弁護士法人長瀬総合法律事務所では、境町にお住まいの皆様が法律相談,法律事務所をご利用しやすいよう,「牛久事務所」と「日立支所」を各々開設しております。

境町にお住まいの方で,「頚椎捻挫」にお悩みの方は,是非一度お気軽に弊所までご連絡ください。

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