はじめに
交通事故に遭われた方々へ、このガイドは「症状固定」や「後遺障害」についてわかりやすく説明するために作成されました。弁護士法人長瀬総合法律事務所が、皆様が適切な賠償を受けられるようにお手伝いいたします。ご質問やお困りごとがありましたら、いつでもご相談ください。
症状固定とは
Q:「症状固定」とは?
A:「症状固定」とは、治療を続けても症状が一進一退であり、それ以上の回復が期待できない状態を指します。例えば、交通事故で指を失った場合、治療を続けても元の機能は戻らず、症状がこれ以上改善しない状態が症状固定です。この段階で残った障害は後遺障害と定義され、医師が症状固定と判断すれば、法的には治療が終了したことになります。
症状固定日とは
Q:「症状固定日」とは?
A:症状固定日とは、医師が症状固定と判断した日を指します。例えば、むちうちで後遺症が残った場合、事故から3カ月から6ヶ月後に医師が症状固定日を判断することが多いです。
症状固定後の治療費
Q:症状固定後の治療費は請求できる?
A:症状固定後の治療費は、原則として加害者に請求できません。ただし、重い後遺障害が残り、治療を続けなければ症状が悪化する場合など、例外的に認められることもあります。
症状固定後の対応
Q:症状固定と主治医から言われた場合、弁護士に相談した方が良いですか?
A:はい、症状固定後は後遺障害等級認定の手続きに進むため、適切な資料と準備を行うことが重要です。等級が認定されると、後遺障害1級から14級までの等級が付与されます。この等級は損害賠償請求において非常に重要で、弁護士に依頼することで、受け取る金額が大きく増える可能性が高いです。症状固定のタイミングで、弁護士法人長瀬総合法律事務所にご相談いただくことをお勧めします。
後遺障害等級認定
後遺障害等級認定は、交通事故による後遺症がどの程度のものかを評価し、等級を決定する手続きです。適切な等級を得るためには、必要な資料を揃え、専門的な知識を持つ弁護士のサポートが重要です。
弁護士に相談するメリット
弁護士に相談することで、以下のメリットがあります。
- 専門知識によるサポート:弁護士は交通事故や後遺障害に関する専門知識を持っており、適切な等級認定をサポートします。
- 交渉力の向上:弁護士が代理人となることで、保険会社との交渉がスムーズに進みます。
- 賠償額の増額:弁護士のサポートにより、適切な賠償額を受け取ることができる可能性が高まります。
まとめ
交通事故に遭われた方が、適切な賠償を受けられるようにするためには、症状固定や後遺障害等級認定の手続きが重要です。弁護士法人長瀬総合法律事務所は、皆様が適切なサポートを受けられるようにお手伝いいたします。症状固定や後遺障害に関するご質問やご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
動画解説の紹介
交通事故の被害者向けに、適切な賠償を受けるための通院・治療方法や、保険会社の対応、後遺障害の申請について、その他交通事故に関する知識を解説する動画を公開しています。これらの動画は、被害者やその家族が賠償手続きを理解し、スムーズに進めるためのサポートとなります。詳細はこちらのリンクからご覧ください。
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