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交通事故により上肢に後遺障害を負った個人事業主が、弁護士のサポートで最終的に1100万円の賠償金を獲得

2024-08-14
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被害者属性被害内容部位別後遺障害後遺障害等級事故態様事故状況賠償額
受任前受任後
個人事業主10〜12級上肢(肩・腕・肘)10級交差点での事故自動車330万円1100万円

以下の事例は、匿名性を担保するために一部を抽象化しています。実際の交通事故事案の解決例のご参考としてご参照ください。

相談前の状況

依頼者であるAさんは、個人事業主として自営業を営んでいました。ある日、自動車を運転して交差点を通過中に、信号無視の対向車と衝突する事故に遭いました。この事故により、Aさんは肩の腱板断裂を含む重度の怪我を負いました。治療のために長期間の休業を余儀なくされ、仕事を続けることが難しくなりました。その結果、収入が大幅に減少し、生活が困難になってしまいました。

事故後、Aさんは保険会社から提示された賠償金額では生活を維持することが難しいと感じ、当事務所に相談に来られました。保険会社の提示額では、治療費や生活費を賄うことが困難であり、将来の不安を抱えていました。

相談後の対応

当事務所の弁護士は、まずAさんの症状と事故の状況を詳細に確認しました。そして、Aさんの怪我について後遺障害等級認定の申請を行いました。その結果、肩腱板断裂に対する後遺障害等級10級10号が認定されました。この認定により、Aさんが受けるべき賠償金の基準が明確になりました。

しかし、加害者側の保険会社は、休業損害の有無、逸失利益の基礎収入の金額、後遺障害等級10級相当の逸失利益、さらに過失割合についても争ってきました。保険会社の最終的な提示額は330万円程度に留まり、Aさんの損害を十分に補償するものではありませんでした。

当事務所では、Aさんの正当な権利を守るために、以下の対応を行いました。

医療照会の実施

Aさんの怪我の詳細を把握するために、医療機関に照会を行い、治療経過や今後の予後についての詳細な情報を収集しました。これにより、Aさんの怪我の深刻さと、その影響を証明する資料を整えました。

確定申告書等の資料収集

Aさんが個人事業主であるため、収入の変動が大きいことを考慮し、過去数年間の確定申告書や収支明細書を収集しました。これにより、Aさんの基礎収入を明確にし、逸失利益の計算において正当な額を主張するための資料としました。

事故態様に関する資料の収集と検討

事故の原因や責任割合についても争いがあったため、現場の状況を詳細に調査し、証拠を収集しました。事故現場の状況などを元に、Aさんに過失がないことを立証するための資料を整えました。

これらの資料を基に、当事務所は保険会社との交渉を繰り返し行いました。医療記録や収入証明書、事故の詳細な証拠を提示し、Aさんが受けるべき正当な賠償金の額を主張しました。

最終的な解決

交渉の結果、保険会社は最初に提示していた330万円から大幅に増額し、最終的には約1100万円の賠償金を支払うことで合意しました(この金額は自賠責保険金の331万円を除く)。

この賠償金により、Aさんは治療費や生活費を賄うことができ、将来への不安を軽減することができました。

担当弁護士からのコメント

交通事故による後遺障害は、被害者の生活に大きな影響を及ぼします。

特に個人事業主の方にとって、仕事を続けることが困難になる場合、経済的な打撃は非常に深刻です。

今回のAさんのケースでは、適切な賠償金を得るために徹底的な証拠収集と綿密な交渉が必要でした。

当事務所では、依頼者一人ひとりの状況に応じた最適なサポートを提供し、納得のいく結果を目指して尽力しております。

同様の悩みを抱えている方は、ぜひご相談ください。

私たちは、交通事故の被害者が適切な補償を受け、生活の再建を図るための支援を惜しみません。どんなに困難なケースでも、依頼者の権利を守るために最善を尽くします。ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。


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