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バイク事故により顔に醜状障害を負った被害者が後遺障害12級認定を受け、500万円の賠償金を獲得

2024-09-12
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被害者属性被害内容部位別後遺障害後遺障害等級事故態様事故状況賠償額
受任前受任後
給与所得者(会社員)10〜12級顔(眼・耳・鼻・口)12級バイク対車両バイク0500万円

以下の事例は、匿名性を担保するために一部を抽象化しています。実際の交通事故事案の解決例のご参考としてご参照ください。

相談前の状況 

依頼者は、バイク運転中に車との接触事故に遭い、顔に大きな傷を負いました。この傷跡は目立つもので、日常生活においても心理的負担となる「醜状障害」と呼ばれる状態となっていました。しかし、加害者側からは一切の賠償金提示がなく、依頼者自身もどのように対応すればよいのかわからず、非常に困惑していました。また、事故後の治療費や精神的なダメージも大きく、経済的にも厳しい状況に置かれていました。

相談後の対応 

当事務所が受任した後、まず依頼者の怪我の程度を正確に把握するため、医療機関と連携して詳細な診断書を取得しました。特に、顔に残る傷跡については、その深刻さが今後の生活に大きく影響するものであることから、後遺障害認定の手続きを迅速に進める必要がありました。 

当事務所では、依頼者のケースが「顔面の醜状障害」として後遺障害等級12級に該当する可能性が高いと判断し、後遺障害の申請を行いました。審査の結果、無事に12級が認定されました。この認定により、依頼者は後遺障害慰謝料や将来の治療費等を含めた損害賠償を請求できる立場となりました。 

次に、加害者側と交渉を開始し、賠償額の調整を進めました。事故当初、加害者側からの賠償金の提示はありませんでしたが、後遺障害の認定がなされたことを受け、最終的に500万円の賠償金を獲得することができました。

担当弁護士からのコメント 

今回のケースでは、依頼者が顔に負った傷跡が日常生活や仕事に大きな影響を与えるものであり、適切な賠償を受けるためには後遺障害の認定が非常に重要な要素となりました。加害者側から賠償金の提示がない状態であっても、適切な法的手続きを踏むことで、依頼者の権利を守ることができるという点を強く実感した事例です。 

また、顔に残る傷跡という外見上の障害は、精神的な負担も大きく、単なる身体的な痛みだけでなく、心理的な影響についても十分に配慮する必要があります。当事務所では、依頼者の精神的なケアも含め、適切な解決を目指して対応させていただきました。

結果として、500万円の賠償金を獲得できたことにより、依頼者の今後の生活が少しでも安定することを願っています。事故に遭われた方が適切な権利を守るためにも、早期に弁護士へ相談することもご検討ください。


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異議申し立てで後遺障害等級を変更し、賠償額を大幅に増額

2024-08-24
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被害者属性被害内容部位別後遺障害後遺障害等級事故態様事故状況賠償額
受任前受任後
給与所得者(会社員)12級下肢12級その他自動車36万円680万円

以下の事例は、匿名性を担保するために一部を抽象化しています。実際の交通事故事案の解決例のご参考としてご参照ください。

相談前の状況

依頼者は自動二輪車で走行していたところ、賂外から進入してきた自動車に衝突される事故に遭いました。依頼者はこの事故により「脛骨腓骨骨幹部骨折」などの重傷を負い、すぐに救急車で病院に搬送されました。長期にわたる入院生活とリハビリが必要となり、仕事を長期間休まざるを得ませんでした。

事故後、加害者側の保険会社から提示された賠償額はわずか36万円であり、依頼者の受けた損害や苦痛に対して明らかに不十分なものでした。また、後遺障害等級も14級と認定されましたが、依頼者は自身の症状や後遺症の深刻さから、この評価に納得がいかず、不安を抱いていました。加害者側は後遺障害等級、逸失利益、過失割合について強硬に争う姿勢を見せ、依頼者は精神的にも大きな負担を感じていました。

相談後の対応

当事務所が依頼を受けた後、まずは依頼者の詳しい症状や事故の状況を確認しました。

依頼者の後遺障害等級が過小評価されている可能性が高いと判断し、異議申し立てを行う方針を決定しました。

医療記録やレントゲン写真、専門医の診断書などを精査し、後遺障害等級の変更を求めるための主張を具体的に組み立てました。

異議申し立ての結果、依頼者の後遺障害等級は14級から併合12級に変更されました。

これにより、賠償額の算定基準が大きく変わり、依頼者にとって有利な状況が生まれました。

また、加害者側が争点としていた逸失利益についても、依頼者の職業や収入の実態を詳しく説明し、適切な逸失利益の計算を主張しました。

さらに、過失割合についても現場の状況や証拠を基にして依頼者側の過失を最小限に抑える努力をしました。

これらの取り組みの結果、依頼者は当初提示された36万円から大幅に増額された680万円の賠償金を受け取ることができました。

担当弁護士からのコメント

今回のケースでは、依頼者の受けた怪我とその後の生活への影響が非常に大きく、初期の賠償提示額や後遺障害等級の評価が明らかに不適切であったと感じました。医療記録や専門医の意見を基にした詳細な異議申し立てを行うことで、依頼者に適切な後遺障害等級が認定され、正当な賠償額を得ることができました。

また、加害者側が強く争っていた逸失利益や過失割合についても、法的に適切な主張を展開することで、依頼者にとって有利な結果を引き出すことができました。

交通事故の被害者が正当な補償を受けるためには、専門的な知識と経験が必要です。今後も依頼者の権利を守るため、全力でサポートしてまいります。交通事故に遭われた方や、そのご家族の皆様が少しでも早く平穏な生活を取り戻せるよう、全力でお手伝いしますので、どうぞご相談ください。


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醜状障害12級の認定・67歳までの逸失利益の認定による1200万円の獲得

2024-08-11
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被害者属性被害内容部位別後遺障害後遺障害等級事故態様事故状況賠償額
受任前受任後
給与所得者(会社員)10〜12級顔(眼・耳・鼻・口)12級交差点での事故自動車 1200万円

以下の事例は、匿名性を担保するために一部を抽象化しています。実際の交通事故事案の解決例のご参考としてご参照ください。

相談前の状況

Aさん(仮名)は、ある日、自動車に乗車中、十字路交差点に進入してきた他の車両に衝突されるという交通事故に遭いました。

この事故により、Aさんは顔に重大な損傷を負い、醜状障害が残りました。

事故直後からAさんは直ちに治療を受けましたが、顔の醜状障害は完全には治癒せず、その影響は日常生活全般に及びました。

特に、醜状障害が原因で精神的な苦痛を感じることが多くなり、仕事にも支障をきたすようになりました。

Aさんは接客業に従事しており、顔の見た目が仕事の評価に直接影響する職種であったため、その影響は顕著でした。

加害者側の保険会社は、後遺障害逸失利益に関して支払いを渋り、その認定自体に異議を唱えました。

具体的には、Aさんの後遺障害がどれほど労働能力に影響するのか、またその喪失率や喪失期間について詳細に争われました。

さらに、事故の過失割合についても、保険会社はAさん側に大きな過失があると主張し、賠償金額の減額を図りました。

相談後の対応

Aさんが当事務所に相談に訪れた際、私たちはまず彼女の置かれている状況を詳しく把握し、彼女の権利を最大限に守るための方針を立てました。

まず、Aさんの後遺障害逸失利益を適切に評価するために、彼女の診断書やカルテ等を調査しました。

詳細な治療経過や手術記録、リハビリの進行状況を確認し、Aさんの顔の醜状障害がどのように進行したかを明確にしました。

その上で、女性であるAさんがこの醜状障害により受ける心理的影響や社会的影響を具体的に証明するための証拠を集めました。

Aさんの職業における容貌の重要性についても具体的に主張立証し、Aさんの労働能力喪失率とその期間について主張しました。

また、過失割合についても、事故当時の刑事記録を取り寄せて詳細に分析しました。現場の状況や目撃者の証言を元に、Aさんの過失が最小限であることを証明しました。さらに、調査会社に依頼して事故現場の再現や追加調査を行い、保険会社の主張を争うための証拠を揃えました。

これらの具体的かつ詳細な主張と立証を重ねた結果、保険会社は最終的にAさんの後遺障害逸失利益を認めざるを得なくなりました。

その結果、Aさんには1,200万円の損害賠償が認められました。

担当弁護士からのコメント

今回のケースでは、依頼者であるAさんが交通事故により顔に重度の醜状障害を負い、後遺障害等級12級に認定されました。

もっとも、醜状障害が認定されたとしても、必ずしも後遺障害逸失利益が認定されるとは限りません。

醜状障害が問題となる事案では、被害者が適切な補償を受けるためには、詳細な主張と立証が不可欠です。

特に、女性が顔に醜状障害を負った場合、その心理的影響や職業上の支障は軽視できません。

今回の案件でも、Aさんのカルテを取り寄せ、治療経過を詳しく確認することで、醜状障害が労働能力に与える影響を具体的に立証しました。

また、Aさんの職場における顔の見た目の重要性を証明し、労働能力喪失率や喪失期間についても詳細に主張しました。

本件では、過失割合についても慎重に検討し、依頼者の利益を最大限に守るために尽力しました。刑事記録や目撃者の証言を元に、Aさんの過失が最小限であることを証明し、保険会社の主張を覆すための証拠を揃えました。

保険会社との交渉は困難を伴うことが多いですが、事件記録や医療記録を精査し、適切な証拠を揃えることで、依頼者に有利な結果を導くことができます。

今回のケースでも、1,00万円の損害賠償が認められたことは、Aさんにとって大きな救いとなりました。

私たちは今後も、依頼者の方々が適切な補償を受けられるよう、全力でサポートしてまいります。

交通事故による後遺障害や逸失利益の問題でお困りの方は、ぜひご相談ください。


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