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★の付いている項目は、代表的な後遺障害事例です。
後遺障害とは?
後遺障害とは、交通事故の受傷による精神的・肉体的障害が将来においても回復の見込めない状態となり、交通事故とその症状固定状態との間に相当因果関係が認められ、その存在が医学的に認められるものをいいます。後遺障害等級が認定されることによって、後遺障害慰謝料や逸失利益が加算されますが、後遺障害が残存する部位によっても認定等級が異なります。
後遺障害は、自動車損害賠償保障法施行令の別表1及び2において、症状の軽重や部位に応じて、1級から14級まで規定されています。
▲ 全身
- 遷延性意識障害 ★ 昏睡状態にある
- 末梢神経障害
- CRPS(RSD,カウザルギー) ★ 治ったはずの場所が痛む
- 脊髄損傷 体に麻痺などがある、動きに障害がある
▲ 上肢
▲ 内臓
- 胸腹部臓器 胸腹部臓器に障害がある
- 呼吸器 呼吸困難、動くのが苦しい
- 循環器 心臓に障害がある、ペースメーカーをしている
- 胃 消化されない、胸やけがする、食後のめまい・脱力感
- 小腸 小腸が短くなった、狭くなったなど
- 大腸 大腸が短くなった、人工肛門を設けたなど
- 肝臓 肝硬変、慢性肝炎になった
- 胆嚢(胆のう) 胆のうを失った
- 膵臓 膵臓の一部を切除した、頻繁に下痢になるなど
- 脾臓 脾臓を失った
- 腎臓 腎臓の機能低下、腎臓を失ったなど
▲ 脊椎
▲ その他体幹
- その他体幹骨 鎖骨、胸骨、ろく骨、肩甲骨、骨盤骨に変形がある
▲ 頭
▲ 顔
- 醜状障害 顔に醜状障害がある
▲ 眼
- 視力障害 失明した、視力が著しく低下したなど
- 調節機能障害 目がよく見えない、ピントを合わせづらい
- 運動機能障害 ものが二重に見える
- 複視 ものがぶれて見える
- 視野障害
- 外傷性散瞳 瞳が大きくなったままの状態、まぶしさを感じる
- 流涙 涙があふれる
- まぶたの欠損障害 まぶたを十分に閉じることができない
- まぶたの運動障害 まぶたを十分に動かすことができない
▲ 耳
▲ 鼻
- 嗅覚障害 嗅覚脱失、嗅覚減退
- 欠損障害 欠損による嗅覚脱失、嗅覚減退
- 欠損を伴わない機能障害 鼻での呼吸が困難
▲ 口
- 咀嚼機能障害 咀嚼や会話がうまくできない
- 舌の異常 舌に障害がある
- 嚥下障害 うまく飲み込むことができない
- 味覚障害 味を感じることができない
- 言語の機能障害 うまく発音することができない
- 歯牙障害 歯を欠損した
▲ 首
▲ 手指
- 機能障害
- 欠損障害 手指を失った